市民後見人について
皆さん、こんにちは!ともしび行政書士・社会福祉士事務所の黒田正実です。
今日から新年度ですね!会社では人事異動や新入社員の入社、学生は入学式やクラス替えなど環境が変わったり新しく何かが始まる季節ですね。うちも次男が春から大学生で、新たな環境での生活をスタートさせました。新しく何かが始まるというのはとても良いものですね。私自身も心機一転、頑張っていきたいと思います。
さて、今日は「市民後見人」について触れたいと思います。
成年後見人を務める専門職のうち、最も多いのは司法書士で、次いで弁護士、社会福祉士、行政書士です。
しかしこうした専門職は地域によって数にばらつきがあり、全国的には後見人の担い手が不足している現状があります。
そこで注目されるのが「市民後見人」の存在です。
専門職ではありませんが、高齢者・障がい者と同じ地域に住む市民が後見人に就くことで、身近に寄り添った支援ができると期待されています。
市民後見人になるには、まず自治体などが主催する養成講座を受講して必要な知識・技術を身につけ、支援員として活動し経験を積みます。
後見人に選任された後も、自治体などに定期的な報告や、相談もできるので後見人にとっても安心感があります。
市民後見人についての概要は、こちらにリンクを貼っておきますのでご参照ください。
https://guardianship.mhlw.go.jp/supports/citizen/